「ある日魔法が使えるようになりまして」
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15:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 18:48:36.45 ID:iPjSZGpn0
「では質問です。あの四角い板はなに?」

「テレビ」

「どんなもの?」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 19:07:26.89 ID:iPjSZGpn0
「私の名前はサトウ、19歳。頭の方でも言った通り大学生で、何故か世界がこの1週間を延々と繰り返すというループに巻き込まれています。かれこれ約22万年ほどこの生活を続けてますが、作り出せたのは魔法をだけです。…こんな感じですかね」

「さらっと数万年とか言ってたが22万年もやってたのか」

サトウ「約ですけどね。計測を始めるまでにもかなりタイムラグがありましたから」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 19:14:17.13 ID:iPjSZGpn0
で、朝起きたらお前の横で寝てたのが今のまでの話だ」

サトウ「それはそれは」

マリカ「おいちょっとまて。なにキレイさっぱりカットしてるんだよ」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 19:33:05.91 ID:iPjSZGpn0
サトウ「さて、マリカ。あなたが数万年前に紛失した私の生活便利書を持ってきた事で、実はかなり事態が変わっています」

マリカ「真面目路線に戻ったな」

サトウ「締める時は締めるのが大事な事なんです。で、あなたの存在によってこの世界は少なくとも第三者の介入があったという事が証明されました」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2018/03/19(月) 19:40:09.41 ID:iPjSZGpn0
サトウ「そこなんですよ。当時私はそのノートを外に持ち出した事はありません。あの時点ではコピーを作ってませんでしたからね」

マリカ「ふむふむ」

サトウ「それがある朝目が覚めると、ピンポイントに消えてたんです。数冊が」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 15:01:24.38 ID:nSQCbtHZ0
サトウ「つまりは何もアクションをしていない。それは私も同じで昨日は、正確には先週の今週の日曜夜は特に何もすることなく就寝して終わってるんですよ」

マリカ「ややこしいな。先週の今週って」

サトウ「仕方ない事です」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 15:13:47.49 ID:nSQCbtHZ0
マリカ「つかさっきさ、さらっと数冊消えたって言ってた気がするんだけど」

サトウ「はい、その生活便利書を含めて7冊」

マリカ「…そしてその内の1冊を持ってる私が本来の持ち主の所にきた」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 15:19:49.14 ID:nSQCbtHZ0
サトウ「さて、どうしましょうか」

マリカ「どうしましょうかって、」

サトウ「どちらにせよあなたが来ただけで他に新しくする事が増えたわけでもありませんし」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 15:31:07.74 ID:nSQCbtHZ0
マリカ「いや、マジでどうするの。ここのままだと次の奴が来るまでただ待っとくだけになるじゃん」

サトウ「そうですね。本来ならば次のパートは『初めての異世界案内編』という感じでコメディーパートに行く筈なのですが」

マリカ「もうバッチリこの世界の知識はインプットされてるからな」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[saga]
2018/03/22(木) 15:45:58.47 ID:nSQCbtHZ0
サトウ「こうなってくるとあなたの自己紹介はショートカットすべきではなかったかもしれませんね」

マリカ「もう喋ってはやんねーぞ」

サトウ「あの長さならそれだけで次の人間が来るまでの繋ぎになったかも…」
以下略 AAS



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