勇太「あ、いっけね」ガッシャーン 樟葉「え?何の音?」
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7: ◆5/bDmVoxZw[saga]
2018/03/17(土) 00:32:21.84 ID:gVz/OtBY0
勇太「これを冷蔵庫に封印してしまえば、後は待てばいい」
樟葉「持てる?」
勇太「お願い」
樟葉「冷蔵庫の上が開いてる」
勇太「いっせーの」
樟葉「いっせーの」
勇太「ふう。入った」
樟葉「はぁはぁ」
勇太「お前背小さすぎ」
樟葉「お兄ちゃんに言われたくないよ!!!180cmもないくせに!!!」
勇太「そういう問題か!?」
樟葉「ふんっ!」
勇太「ふんっ!」
樟葉「……」
勇太「……」
樟葉「……」
勇太「あ、カメラカメラ」
樟葉「えっ?」
勇太「あ、悪いけどカメラ持ってくれないか?その間に冷蔵庫から戻してくる」
樟葉「う、うん……」
勇太「チョコのトレー持ってきた」
樟葉「何すんの?冷やしたほうがいいんじゃない?」
勇太「いいか?」
勇太「これから言うことは」
勇太「決して秘密だぞ」
樟葉「え、なにお兄ちゃん……」
勇太「いいか?恥ずかしいからな!!!絶対笑うなよ!絶対笑うなよ!!」
樟葉「ぷっ。ぷははっ」
勇太「こらあ笑うなって!!言ったばかりじゃん!!」
樟葉「お兄ちゃんなんか変!!」
勇太「言われる前から言われるのが嫌なんだよ!!だから言いたくなかったのに!!!」
樟葉「何かするの?」くすくす
勇太「樟葉。これから俺、あることを言うからそれ言う後までビデオ回してくれないか?」
樟葉「あることって……」
勇太「電気の明るいところがいい」
樟葉「えーっと、ここでいい?じゃあ始めるよ」
勇太「ちょちょちょっと!すーはーすーは。よし。トレーに乗ってるチョコを中心にしてほしいな。その上に俺の顔が入る形で」
樟葉「じゃあ。……。とるよー」
勇太「」ごくっ
樟葉「はいっ!」
勇太「小鳥遊六花。いや邪王真眼よ!闇のサバトに招集されし邪悪なデビルどもの血痕を混入した、永遠の命の効力を持つといわれる闇のバレンタインハーツを、貴様にくれてやろう。う……腕が……!!世界の行方を左右する抑えきれないこの右手のダークナイトな共鳴衝動をフルパワーで注入する!!はああああああ!!我が想いに白く染まるがいい!貴様の存在を、心の底から愛している……ふっ」
樟葉「……」
勇太「……」
樟葉「……………。終わっていい?」
勇太「」こくっ
樟葉「切ったよ」
勇太「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
樟葉「お兄ちゃん!!!深夜深夜!!!!」
勇太「恥ずかしい!!!恥ずかしい!!!恥ずかしい!!!恥ずかしい!!!!うわああああああああああ!!!!!!!」
樟葉「お兄ちゃんどうしたの!?」
勇太「愛して!愛して!ああああああ!!!いたいいたい!げほっげほっ。ああ、やだぁ……」
樟葉「今のお兄ちゃん、すごくかっこよかったよ!!」
勇太「ぐほっ!!樟葉ぁ!!!知るなぁ!!!」
樟葉「今のってひょっとして告白ビデオ!?お兄ちゃん人思いなんだね!!」
勇太「自ら黒歴史を創っていく自爆スタイル……死にたい……」
樟葉「ぜんぜん恥ずかしくないよ!かっこよかったよ!!!」
勇太「ぜんぜんそう思わない!!!うううぅぅ」
樟葉「いいなあ。私もされてみたいなー。彼氏いたら楽しそうだな」
勇太「俺が変人なだけで普通ならこんなことしないぞ。六花を喜ばせたいだけ」
樟葉「そこが好きなんだよ。私、お兄ちゃんのそこが好きだな♡」
勇太「いや、六花を選ぼうなんて絶対後悔する」
樟葉「私だったら即ノックアウトされちゃうかな♪」
勇太「なんでそこにお前が出てくるんだよ」
樟葉「いいじゃん。例え話なんだし」


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