43: ◆9nQFebwi.A[saga]
2018/03/13(火) 16:04:42.93 ID:uDOEr6eX0
提督私室
提督「ふぅ...」
提督「(榛名は久々に金剛たちと寝るって言ってたし、今日は一人か...)」
提督「(毎日秘書を楽しみにして来てくれる子達の落胆を見るのは辛いもんだなぁ...かと言って特に仕事があるわけでもないし...)」
提督「(そうだ、元帥殿に打診してみるか)」スッ
プルルルル
カチャッ
元帥『もしもし?提督君から電話をかけてくれるとは珍しいね』
提督「夜分すみません。実は相談がありまして...」
元帥『何?トラブルかね?』
提督「いえ、ご存知だとは思うのですが、これと言った仕事がなくて...平和が良い事なのは分かっているんです。ただ、来る日も来る日も書類を片付け、演習を行うだけで...これで良いのかと...」
元帥『何を言ってるんだ。君は深海棲艦に制圧されていたトラック泊地周辺海域を全て解放した英雄だぞ?束の間の休息を取ったって恥じるものではあるまい』
提督「例えば、転属をするという手もあると思うんです。まだ深海棲艦に手を焼いている鎮守府も多数あると聞いています」
元帥『...それはできない』
提督「何故ですか!?通常我々幹部は数年に一度は配属が変わるはずです!」
元帥『(英雄に死なれてはこちらが困るのだよ...)』
元帥『すまない。急用が出来てしまった。とにかく、君は今まで通りでいいんだ。どうしても応援が必要な時はよろしく頼む』ガチャッ
提督「ぁ...」
提督「(どうせ明日も特にやることは無いんだ...少し外でも歩くか...)」
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