42: ◆9nQFebwi.A[saga]
2018/03/13(火) 16:03:47.00 ID:uDOEr6eX0
瑞鳳「提督、今からあの的の中心に矢を射止めるから見ててね」
提督「分かった」ジッ
瑞鳳「...」グググ
シュパッ
トスッ
提督「おぉ...」
瑞鳳「えへへ、どう?」
提督「素晴らしい腕だな。君みたいな優秀な子がうちに居てくれるなんて、俺は幸せ者だ」ニコニコ
瑞鳳「ちょ、ちょっとそれは褒めすぎじゃ...」テレテレ
提督「褒めすぎなんかじゃないさ。ただ...」スッ
瑞鳳「?」
ギュッ
提督「もう一本構えて」ボソッ
瑞鳳「て、提督///!?」カーッ
提督「ほら、構えて?」サワッ
瑞鳳「は、はい///」スッ
提督「重心が少しだけずれてる。もうちょっと右に...」
瑞鳳「へ...?」
提督「そう、そのバランスを忘れないで」スッ
瑞鳳「あ、あの...」
提督「さぁ、射ってみようか」
瑞鳳「は、はい!」シュパッ
トスッ
瑞鳳「わ...」
提督「お見事。素晴らしいよ」
瑞鳳「私...こんなの初めてです...矢が矢を割るなんて...」
提督「どんな装甲を兼ね備えた敵でも、一点集中で攻撃を受ければ必ず崩れる。今のがその練習になれば幸いだよ」ニコッ
瑞鳳「あの、提督は弓道の経験があったんですか?私もそれなりの腕だとは自覚しているんですが、まさか提督からご指導を頂けるとは思っていなくて...」
提督「君たちの生存率が少しでも上がればと思って体術や射撃は常に学んでるんだ。さっきのも知識で動いただけだよ」
瑞鳳「私たちのため...///」
提督「さ、戻ろうか。今日はお疲れ様。後は自由に過ごしていいよ」
瑞鳳「えっ!?もうそんな時間...失礼します...」シュン
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