272:名無しNIPPER[sage]
2019/06/07(金) 13:19:38.51 ID:IO22fech0
いきなり呼ばれて困ったらしい少年君とやらは背中を押されて前に出てきました。
R「あ、あNO」
ヤツカ「彼ではどうでしょうか。少年君と言いまして真面目で良い子ですよ」
少年「えっと、まさか」
ヤツカ「彼を恋人にしてみては」
まさかそうくるとは。
確かに恋がしたいと言いました。そのための協力をしてくれると思いきや。
まさか恋人をよこしてくるとは。
たしかに少年君とやら。人間の中でも整った顔立ちの方です。ちょっと人相が悪い気もしますがそこはまぁ及第点でしょう。
ってなんでIは前向きに検討してるNOでしょうか。そんな人権を無視したようなことって
ヤツカ「もちろん擬似的なものではありますが、恋がしてみたいということであればこちらはこの提案でどうかなと考えております」
ヤツカ「R−10さんの恋人探しに力を貸すこともやぶさかではないのですが、そちらの方は労力も、トラブルが起きたときも対処が難しく」
少年「ちょっと待ってくださいよ。僕がR−10さんの一時的な恋人になれってことですよね? それって」
ヤツカ「生徒会活動ですので」
少年「うぐぅ」
そう拒絶的な反応を示されるとこちらとしても心苦しいものがあるNOですが………
そうしょぼんとしているとIの顔色(変わりませんけどね)を読み取ったらしい少年君が。
少年「あ、僕はいいんですよ本当に。ただR−10さんがどうなのかなと」
優しいのですね。いきなり恋人になれと命令されて気を使える人は珍しいと思います。
Iの中では少年君の好感度はUPしてるのですが、それでも少年君の思いやりを考えると。
R「I。Iは………」
R「嘘でもいいNOです。貴方はIに恋をさせてもらえますか………?」
その優しさに甘えてみることにしました。
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