271:名無しNIPPER[sage]
2019/06/07(金) 13:02:10.29 ID:IO22fech0
生物を生物足らしめる欲求、衝動。
先人が生物と無機物の境界線として定めた行動。
それは恋であり愛である。とIは認識しています。
だからこそもしIが誰かを愛することができるのであれば
きっとIは自分と言うモノを手にいれることができるのでしょう。
そう理由づけをして理論武装をして、帰ってくる答えがどうであろうと受け止めようと思っているNoですが実は先ほどからドキドキが止まりません。
私が常識不足なのを考慮してもこれはあまりにも常識外れなお願い。
今すぐ帰れと言われてもしょうがないようなお願いなNOですが。
ヤツカ「恋がしたい。それは恋人が欲しい、ということですか」
案の定ヤツカさんは困ったような表情を浮かべ眼鏡を押えました。
ヤツカ「そう、ですか。それなら」
ドキドキ
ドキドキ
R−10の人生史上回路に負担がかかる展開の連続。人生はジェットコースターとはこの時に使えばいいのでしょうか。
ヤツカさんは後ろを振り返り、生徒会のメンバーを眺めると、一人の人間をじっと見つめました。
ヤツカ「少年君。初仕事ですよ」
少年「え!? 俺!?」
358Res/264.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20