121:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage saga]
2018/11/12(月) 16:06:22.90 ID:NX/rimYL0
男「あれ?」
リンネ「どうかしましたか?」
男「その猫。洗ってあげたんですか?」
姿かたちは確かにさっきの猫だ。
ただ綺麗になっている。
毛艶は良く、光を浴びて光っているし目の周りにこびりついていた目やにもなく大きな目を開けて助けてとでも言いたそうにこっちを見ている。
リンネ「いいえ? 私はなにもしてないですよ?」
男「……誰か綺麗にしてあげたのかな」
その優しさは不良にとっての食べやすさになっただけだったが。
男「リンネさんはその猫の面倒を見てあげててくれませんか? また不良に狙われたらいけないんで」
リンネ「は、はい。全身全霊で野良猫ちゃんを守り抜いてみせましゅっ」
リンネ「///」
猫もリンネさんといたほうが安全だろう。
問題は猫がリンネさんから全力で逃げ出そうとしていることだが許せ猫。お前のためなんだ。
男「それじゃあ俺はあの不良たちを探してきますんで」
リンネ「き、気を付けてください」
男「えぇ。猫のことよろしくお願いします」
358Res/264.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20