120:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage saga]
2018/11/12(月) 15:48:24.35 ID:NX/rimYL0
急いで下に降りるため校舎の中を走り回る。まだ多い生徒の間を抜けひたすらに校舎の中を走り回る。
しかしなんだ。この校舎は利用する生徒のことを考えているとは思えない。なぜに一階まで降りれない階段や一階を通り越して地下まで行く階段があるんだ。
そんなみょうちきりんな構造に俺は翻弄され、リンネの元へ行くのに10分近くかかってしまった。
男「リンネさんっ!」
一応心配しておく。もちろんリンネさんをだ。
さっきまで不良がいた場所には不良だったものの死屍累々
ではなく
リンネ「えへへ、かぁいいねぇ」
「んなぁ〜おっ」ジタバタ
猫と戯れる(猫は全力で嫌がっているが)リンネさんの姿だった。
リンネ「あっ、男さん」
男「無事だったんですね」
リンネ「不良さんは野良猫ちゃんを置いてどこかへ行ってしまいました」
そりゃあ上空から女の子が降ってきてしかも無事だったら驚くだろうな。
それかリンネの額に生えている角を見て鬼と察したからか。
どちらにせよ、大事に至らなくてよかった。
けしかけておいてなんだが、リンネさんが傷つかなくてよかった。
………ヒョウカさんに怒られるからな。
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