2: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:13:02.41 ID:jj2cKc8qO
色は皆一様に夜の色であり、色のついた光やフィルターを遠そうとも別の色を以て我々の目に映ることはない
目視以外での物理的干渉。つまりは素手、有機物、無機物、全ての物質において触れようとするとたちまち影色の塵になって文字通り雲散霧消してしまうのである
そのために幻覚や蜃気楼、動物霊、またはUMA等非現実または亜現実の存在とされてきた
3: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:14:01.79 ID:jj2cKc8qO
さて、個々の平行動物を著す前にイギリスのエドワード・レオナルディ教授の興味深い説を紹介しよう
彼は先に記した高次元生物説の提唱者である
曰くこの生物たちは四次元に生きる動物であり、三次元の立方体の一面が平面、つまり二次元であるように、四次元に存在する物の一面が三次元として我々の目に映るのだと
4: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:15:29.09 ID:jj2cKc8qO
平行動物〜亜現実と幻想のあわいに潜み、我々の知覚を寄せ付けない動物たち〜
濃い影の色をした動物
5: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:18:07.33 ID:jj2cKc8qO
ホネミイタチ〜無いのは肉か、肉の色か〜
1827年7月、アルバード・ラクトマ教授率いる調査団がミャンマーのクレトナ山に立ち入った
ある地点に立ち止まって十日待ち、また次の地点で十日待ちを繰り返すという気の遠くなるような辛抱強さを見せて追っていたのは現地に住む人々の間で語られる民話に登場する動物の亡霊たちだ
6: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:18:39.83 ID:jj2cKc8qO
ホネミイタチ
tantum Mustelinae osmodo
肉は無く、骨格のみの平行動物
7: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:23:37.06 ID:jj2cKc8qO
ミナシミハミ〜意味のある行為か実の無い捕食か〜
南ノルウェーの森に棲むその小鳥は小さな体に更に小さな羽をもっている
どうやって飛んでいるのか不明なほど小さな羽を必死にばたつかせて木と木の間を跳び周っていた
8: ◆qW4ybjVXFw[saga]
2018/03/07(水) 17:24:43.29 ID:jj2cKc8qO
ミナシミハミ
Horornis nulfructu manduca
羽の小さなウグイスのような小鳥 嘴の中に牙があり、長い舌がある
9:名無しNIPPER[sage]
2018/03/08(木) 08:18:01.94 ID:My0U2YdQO
こういう雰囲気いいね
期待
10:名無しNIPPER[sage]
2018/03/08(木) 16:35:00.09 ID:y/PoUTPq0
平行植物か!
11: ◆qW4ybjVXFw[sage]
2018/03/08(木) 17:18:09.17 ID:oCynI98DO
>>8
ミス、ミナシミハミの学名は
tantum Horornis nulfructu manduca
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