花丸「──最後の誕生日。」
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8: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/03/03(土) 23:42:24.43 ID:P/7cf6ip0


果南ちゃんは一旦苦笑いしてから、


果南「……不安だよ」


そう言った。


果南「……不安でいっぱいだけど……それと同じくらいこれからどんなことが起こるんだろうって期待もいっぱいある」


果南ちゃんはそう言いながらマルに背を向ける。


果南「……この空は繋がってるから、皆にお祝いしてもらった誕生日のときに、鞠莉とダイヤと──皆と一緒に過ごして、そう思った」


──2月10日。果南ちゃんの誕生日。


果南「だから、不安はあるけど、怖くは無い……かな」

花丸「そっか……」

果南「……あはは、なんかこうしていざ二人っきりになってみるとどんな話題振ればいいのかわからなくって変な空気になっちゃうね。私らしくないなぁ」

花丸「じゃあ、さ」

果南「?」

花丸「……海外に行ったら、見て聞いて感じたことをマルに教えて欲しいかな。マルは世界のいろんな物語が知りたいから。……果南ちゃんの物語も」

果南「……なるほどね。じゃあ、そのときまで土産話をたくさん蓄えておくよ。」






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