6:名無しNIPPER
2018/03/01(木) 04:24:55.25 ID:ryKMvAmv0
ダイヤ「冷蔵庫に何もなかったから、先に夕食の買い物に行ってくるわ」
ルビィ用の湯飲みを運び、台所から戻ったダイヤはそう言葉をかけると席から立ち上がる。ルビィは机が影になるほど背を丸めノートを見つめていた顔を上げ、ダイヤを呼び止めた。
ルビィ「お姉ちゃん、ルビィも行く!」
ルビィがそう言い出すのは、容易に想像できた。ここで断っても、思いの外この妹はこういう事になると頑固で、頑なだ。
ダイヤ「……早く宿題を終わらせなさい」
軽く溜息を吐きながら言葉を返した。それを聞いてルビィがぱっと、顔を明るくした後机に向き直るのを横目で見ながら、ダイヤは出かける支度を始めた。
17Res/10.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20