64:名無しNIPPER[sage]
2018/03/04(日) 01:31:52.33 ID:BZrTBMFTO
珍しい形式のコンマだな
65:名無しNIPPER[saga]
2018/03/04(日) 01:57:56.39 ID:uF4EMWqq0
>>64 当初は選択肢にしようと思ったのですが情報量が少なかったので加算方式にしました
1,2,3の処理を順に行います
66:名無しNIPPER[saga]
2018/03/04(日) 02:12:51.62 ID:uF4EMWqq0
2 倉庫内を探索する
僕は辺りを見回した.段ボールがきちんと積み上げられている.
67:名無しNIPPER[saga]
2018/03/04(日) 02:19:09.48 ID:uF4EMWqq0
僕は,今一度男仁さんについて,考えてみることにした.
ユウマ: 男仁さん,ついてきてくれるっていうけど,奇妙じゃないか?
PAI: ・・・そうですね.彼にもしIOTチップが埋め込まれていたら,ユウマと同行した時点でIOTチップに記録が残ってしまいます
68:名無しNIPPER[saga]
2018/03/04(日) 02:33:48.58 ID:uF4EMWqq0
PAI: 後者については,先ほど彼も言及していました.『〜摘出痕もなくて羨ましい』と.
ユウマ: 本当に,IOTチップを後から取り除くことは可能なの?
PAI: IOTチップはその目的上,脳に存在しています.下手に手術をすれば,重い後遺症を残しかねません.
69:名無しNIPPER[sage]
2018/03/04(日) 02:35:05.75 ID:uF4EMWqq0
今夜はおわりです
70:名無しNIPPER[saga]
2018/03/05(月) 02:28:37.53 ID:huWTQLF90
しばらくして,男仁と共にワゴン車が現れた.
ワゴン車に載せられているのは,4荷の銀色のアタッシュケースだ.
「今からこれを昇天斎場へ運びます.かなり重いと思いますから,頑張ってください」
71:名無しNIPPER[saga]
2018/03/05(月) 02:33:30.49 ID:huWTQLF90
僕は了承し,眼鏡ごとPAIを外し,男仁さんに手渡した.
男仁さんは,さっそくPAIを装備すると,レンズに表示された地図上に目線を走らせた.
その目線を追って,PAIは忙しく地図に経路を作成するだろう
72:名無しNIPPER[saga]
2018/03/05(月) 02:43:30.30 ID:huWTQLF90
「3世代以上前の古い型ですね.もう市場には出回っていないはず.どこで,手に入れたんです?」
「マニアの知り合いが,譲ってくれたものです」
そいつは今頃,ラーメン屋で下準備に追われていることだろう.
73:名無しNIPPER[saga]
2018/03/05(月) 02:58:52.73 ID:huWTQLF90
「しかし,その御友人も魔訶不思議な方ですね.老婆心ながら申し上げると,そのPAIはさっさと手放すか,返してしまうのが良いでしょう」
「?なぜです.PAI,後で話は聞くから,静かにしていてくれ」
俺の質問がまるで不要だと言わんばかりに,掌の上でPAIが低く震えていた.
74:名無しNIPPER[saga]
2018/03/05(月) 03:04:25.44 ID:huWTQLF90
「興味がおありなら,その辺を話しながら,運びましょうか.もうそろそろ,出発する時間です」
男仁さんと僕はアタッシュケースを二つずつアタッシュケースを持って,その部屋を後にした.
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