6:名無しNIPPER[saga]
2018/02/26(月) 21:19:21.37 ID:miKl5BoQo
どうやら状況に混乱していたのは私の方だったみたいだ。
春香に言われるまで、液晶に表示された文字を
どこか自分とは関係ない遠くのもののように感じていた。
でも今ようやく、実感が追いついた。
そうだ、私なんだ。
私と春香なんだ。
私と春香が……。
春香「ち……千早ちゃん? 大丈夫?」
心配そうな声に意識が引き戻される。
見れば声色のとおり心配そうな顔で春香がこちらを見つめていた。
千早「え、ええ、大丈夫よ。少し、考え事をしていただけ」
38Res/20.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20