5:名無しNIPPER[saga]
2018/02/26(月) 21:18:50.73 ID:miKl5BoQo
春香は慌ただしく目線を動かしながらベッドから降りる。
私もそれに倣って降り、立って改めて液晶を見直した。
千早「ドッキリ……そうね。そう考えるのが一番自然、かしら。
でも、一体どういう趣旨の……? よく分からないわ」
春香「そ、そうだよね!
いくら友達でも、キスはちょっと恥ずかしいっていうか……!」
千早「えっ?」
意表をつかれたような感覚に、私は思わず春香に向き直る。
相変わらず落ち着かない様子の春香の横顔に目を向けて、
その時になってようやく、あまりに遅すぎるけれど、気がついた。
つまり、キスをするのだとすれば、それは私と春香なのだということに。
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