32:名無しNIPPER[saga]
2018/03/27(火) 21:26:35.90 ID:2TDmqBYi0
鈴「どういう意味だ…?」
理樹「鈴には友達でもその人には友達以上のものを感じているかもしれないでしょ?」
鈴「そっ、そんなことない!」
理樹「どうして鈴がそんなこと言い切れるのさ?」
恭介「よせ理樹!」
鈴「あいつは理樹のことだってずっと心配してるんだぞ!」
理樹「そんなのフリに決まってるじゃないか…本当のところは……」
パシンッ!
理樹(言葉の途中で鈴から平手打ちを食らった)
理樹「………」
鈴「最低だ……。最低の理樹になった…!」
理樹(鈴は泣いていた。何に対する涙だろう?どうでもよかった)
理樹「最低なのはどっちだよ…!今ので分かった!やっぱり鈴はあの男が好きなんだ!僕を騙したな!」
鈴「なっ!?」
理樹「あのレストランで君を見た時、あの男と手を握ってたね?それでよく友達だって言えたもんだ……ああ、そうか。ここに来たのもその罪悪感なんでしょ?」
理樹「物言わない僕に一方的に謝って、それで済まそうとした訳だ!でも当てが外れたね!もう僕は正気さ。ここだってすぐに出られる。そうなったらどうしてやろうか……」
小毬「理樹君!ダメッッ!!」
美魚「馬鹿なことを言ってはいけません!鈴さんがどんな気持ちでここに来たか……!」
理樹(もはや誰の声も耳に入らなかった。ただただ鈴が憎らしくなった)
理樹「いいや、その前に今ここで……」
鈴「ひっ!」
理樹(僕は鈴の肩を掴んだ。そしてその瞬間、扉から男性職員が二人出てきた)
職員「やめなさい!」
理樹「ぐぅっ!り、鈴……!!」
理樹(あっという間に鈴から引き離され、強制的に地べたへ伏せられた。もう僕に残された自由はただ声を荒げることだけだった)
理樹「鈴ー!くそっ…!!」
理樹(鈴は看護婦に手を引かれて部屋から出て行こうとしていた)
鈴「理樹…もう恭介達はいないんだぞ……」
理樹「………!!」
理樹(少し考えてからようやく意味が分かった。そしてそのあとすぐ腕に針が刺された痛みがやってきた)
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