61:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 01:39:41.93 ID:PoruoH2d0
「ラッキーさん、としょかんまで一直線で行きたいんですけど、燃料は足りますか?」
「大丈夫、問題ナイヨ」
ラッキーさんに確認も取った。予定はかなり変更しなきゃいけないけど、そんなもの後からいくらでもどうにかなる。
それに、パーク内の施設やフレンズを管理しているラッキーさんにとっても、イベントよりサーバルちゃんを助けることを優先してほしいはずだ。
それなら迷うことはない。
「かばんさん、もう行くんスか?」
「はい。少しでも早くサーバルちゃんを助ける方法を見つけたいんです」
「そっか……それもそうっスよね」
「……あ、その……としょかんに行くのなら頼みたいことが……」
「ジャパリまんのことなら、博士に許してあげるよう伝えておきますよ」
「かっ、かばんさんありがとうっス! 恩に着るっス!」
二人との挨拶も済み、いよいよ出発する時が来た。
バスのドアを開け、運転席に乗ろうとすると、サーバルちゃんが腕を引っ張る。
「……?」
「…………」ふるふる
サーバルちゃんは一時も腕を離したくないらしかった。
どうしたものかと思ったけど、ぼくはすぐにいいアイデアを思いついた。
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