126:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 02:18:47.02 ID:PoruoH2d0
確かに仲は一層深まったけど、目に見えていちゃいちゃしてたと思うと……それはそれで恥ずかしくなる。
ぼくがもじもじしていると、プレーリーさんはくるっとサーバルちゃんの方に目を向けた。
「サーバル殿ー! 突然ですがプレーリー式のあいさつをしようであります!」
「え?」
「えっ!?」
何を言い出すかと思えば、既にプレーリーさんはサーバルの頬に両手を添えている。
「プレーリー式のあいさつってなんだっけ?」
「忘れたのでありますか? ならもう一度教えてあげるのであります!」
「ま、待って!」
考えるより先に言葉が出る。
「ご…………ごめん、ぼくたち用事があるから。サーバルちゃん、行こう!」
「え、かばんちゃん? 用事って何?」
状況を飲み込めていないサーバルちゃんを、ぼくは半ば無理やり連れていった。
「……へえ。やっぱり一歩進んでるのでありますね」
「お幸せに、であります」
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