118:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 02:14:40.44 ID:PoruoH2d0
「かばんちゃんも……? どうして……?」
「分からない?」
かばんちゃんはふわりとした笑みを浮かべる。
どうしよう。どきどきが止まらない。
「ぼくは、いつ、どんな時でもサーバルちゃんと一緒にといたい。サーバルちゃんを笑顔にしたい。幸せにしたい。もっともっと好きになりたい」
「そう思うだけで、心臓がどきどきするんだ」
かばんちゃんは私の視界を独占して、私はその中に捕えられて。
とろんとして、少し熱っぽいかばんちゃんの目を見ているだけで、切なさや愛しさが溢れてくる。
「サーバルちゃんは、ぼくのことをどう思ってるの?」
「私は…………!」
「大好き」という言葉を期待しているんじゃないと、私には分かった。私がこれまで言ってきた「大好き」と、かばんちゃんの感情は、似ているようで、全く違うから。
それなら、私の答えは。
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