24:王道大好き ◆v.O0B1pY4E[saga sage]
2018/02/19(月) 11:22:51.80 ID:CXKPQqLlo
ボクは全身の痛みと疲労に耐えながら、かごを背負って村に帰る
街道を通って。
「もうクタクタだよ、痛いし…」
ボクはちらっと村の方を見た、早く村で休み…
村の方から煙が見えた、村が燃えていた
「…え?」
ボクはかごを捨てた
かごの中の猪の肉や皮が、バラバラにこぼれ落ちる
「村のみんなに、何か?
まさか、魔族の襲撃…」
ボクは痛みも忘れて走り出す。
獲物も痛みもどうでもいい、村のみんなが心配
村の門の前にやって来る
人のよさそうなおじさんが、死んでいた
「おじ、さん…」
おじさんは焦げていた、炎か何かでやられたようだ
やはり魔族だ。
魔法を使えるのは魔族しかいない
魔族とは、魔物を操ると言われる、ひどい種族
乱暴で残酷。
「ははは、死ねぇ」
角の生えた男が、手を前に出している。
魔法を撃つ気なようだ、ボクは…
「…死ねよ、魔族は」
あっという間に男の前に移動し、男を斬った
男は横に真っ二つになった
「え?」
男は信じられないという表情をしている
「ゆるさない、魔族は許さない!」
ボクは村に居る魔族を次々と殺していった、男女関係なく。
相手の顔すらろくに見ないで。
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