【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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338: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2020/05/16(土) 04:06:14.46 ID:+iCI4ZWo0

 ただのマッサージ――本当に、これがただのマッサージなのかは疑問だが――を、受けているだけで。
 こんな反応をしてしまっている女子を、京太郎はどう思うだろうか。

(だめ……絶対、だめ……京太郎がそういう気持ちになって、私を求めるならいい……けどっ……私が、そんな、お……女の子、だって……あぅぅっ!)

 とにかく快感を求めているような、いやらしい女子だと思われたりしたら――もう生きてはいけない。
 普段の言動で、どこまでも彼を誘惑していた自分が思うのもなんだが、エロ女と思われることだけは避けたかった。

(で、もぉ……んっっ、あぁぁぁっっ! そこっ、そこだめぇぇぇっっ♪)

 膝からふくらはぎへ下りた指の刺激が、普段の立ち仕事で張り詰めた筋肉を芯からほぐしてくる。
 今日の儀式への参列も、粗相のないよう緊張して佇んでいたことで、負荷は随分と蓄積されていた。

(だめっ、だめっ、だめぇぇぇ……もっと、優しくぅぅ……ぁうっ、あっっ、あうぅぅぅっ!)

 ビクッ、ビクンッと震える脚が跳ね躍り、彼の手を押しのけて逃げようとする。
 けれど、力強い男の手はそれを逃さず、ガッチリと押さえつけ、容赦ない快楽を刻みつけた。

(だめっっ……あぅっっ、あうぅぅぅんっっ♪ きちゃ、うっ……んくぅぅっっ!)

 観念したように脱力した脚は、けれど足先だけをピンと張り詰めさせ、切ない痙攣をヒクヒクと繰り返していた。
 否、足だけでなく全身が小刻みな甘い痙攣を繰り返して、頭の中は真っ白に染め上げられている。

(はっ、あっっ……んっ……気持ち、いっ……京太郎っ……気持ちぃ、いいよぉ……)

 その余韻を味わわせるように――もしかして、わざとそうしているのだろか。
 鋭い指圧刺激とは異なる、柔らかく脚を包み込み、扱くだけの刺激が緩やかに与えられ、その心地よさは天にも昇るほどだった。
 揉みほぐされた脚は余計な力をわずかにさえ加えず、布団に沈んでピクリともせず、汗ばんだ紅潮を晒しているのが自覚できる。

「んー……おし、こんなもんか。それじゃ、反対側もするぞ?」

 その感覚が――もう一回、反対側の脚でも味わえるというのか。

「……っっ……は、いっ……お願い、し……しま、す……んっ♪」

 そう口にするだけで、春の身体は歓喜に蕩け、はしたなく跳ね躍り――奥深くから、熱い滴りをトロリと溢れさせていた。




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