【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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336: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2020/05/16(土) 04:05:18.78 ID:+iCI4ZWo0

(……これは、本当……予想、外っ……外してきたの、失敗だった……かもっ……)

 京太郎をその気にさせるべく、下着を外しておいたせいか、指の感触がより鮮明に感じられるようだった。
 さらには、その格好で快感に身を捩り、全身を蕩けさせていることに、気づかれているであろう事実――それが、恥ずかしくてたまらない。

(っ……京太郎の指で、気持ちよくっ……されてる、とこ……見られてる、私ぃ……んっっ、んんぅぅっ……)

 意識すればするほど、身体の奥底から熱い感覚が波のように広がり、甘い声と吐息と、汗と――別のものが、ジワリと染みだしてくる。
 それを恥じ入る身体はますます敏感になり、京太郎の指が背中から首筋へ、そして肩へ滑ると、声が抑えられない。

「んくっ……んぅっっ、はぁぁぁっ!? あんっ、あはぁっっ!」
「お、痛かったか? でも、肩はこれだけだから――よっと」
「〜〜〜〜〜〜っっっ!? んふっ……んっ、ぐっっ……んんぅっ……はぁっ、あっっ……」

 親指だけに集中して咥えられた圧力が、最も気持ちいい部分の凝りをほぐし、頭が真っ白になる。

(ぁっ……んっ……だ、め……きちゃ、うっ……はぁっ、あっ……)

 ビクッ、ビクンッと全身が軽く震える、その感覚が燃えるような羞恥を煽った。
 ゆっくりと彼の指が離れていくが、それを名残惜しく思いつつも、追いかけることができない。

(き……気持ち、よすぎ……ぃっ……♪)

 自分の意思で身を捩ることすらできないほど、身体は快感を覚えて弛緩し、布団の上でゼリーのように蕩けきっていた。
 これを数名の女子部員が、同じ部屋で受けていたという事実に戦慄する。

 そういえば――従姉である戒能良子は、これをホテルで味わったと自慢もしていた。
 性的な意味で京太郎に狙いを定めていた良子が、よくも一線を越えずに我慢しきれたものだ。

(……あれ、ちょっと待って?)

 京太郎がいま施術を終えたのは、上半身のみ――腰から下には、一切指が触れていないことに気がつく。
 自慢ではないが、女性らしく肉のついた自分の身体が、浴衣一枚だけを羽織っているのだ。
 仮に下半身に触れていれば、布地に浮かび上がった尻房の形を目にし、彼の獣欲を少しばかりは刺激できていたはずだ。

 それを微塵も感じさせないほど、彼の精神力が張り詰めているという可能性はあるが――。

 彼がまだ、それを見てないということであれば、無反応にも納得いかないことはない。
 そして――戒能良子という性獣が、彼を襲うことすらできないほどに弱らされた原因が、この続きの行為にあるとしたら?

(まさか、これから――ぁうっっ!?)

 そんな春の予想――期待に応じるように、長くも逞しい京太郎の指の感触が、腰のくびれからヒップのラインを這い下りた。

「じゃあ、次は腰回りと脚だな。こっちは、少し強くするけど――痛さ以外でも、気になることがあったらすぐに言ってくれ」
「まっ――ひっっ、んひぃっっ!? んふっ、ふぐぅぅっっ……」

 彼の指が肌を揉んだ瞬間、春は枕に顔を埋め、布団シーツにしがみつき、声を懸命に押し殺した。

(だ、めっ……んっ、だめっ、あぁぁ……だめっ、それぇ……それっ、反則っ……あぅっ、んんぅっっ……)



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