77: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 21:07:53.47 ID:oMgPCNNI0
「なぁ……!?」
顎が外れるようだった。
智絵里はサメの背中にぴったり取り付き、ヒレを掴んで右へ左へ。
するとサメはその動きにつられて、まるで智絵里の意のままに進路を変える。
操縦は見事の一語に尽きた。
的確に人のいない方へと誘導し、兎を追い立て、ぽぽぽんっと消していく……。
まるで、風という波を乗りこなすサーファーのように……!
「やるわね、智絵里ちゃん……」
「う、うさぎにとって、サメさんは天敵だけど……でも、サメさんに乗るのも得意なんですっ!」
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