60: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:53:32.73 ID:oMgPCNNI0
「奏?」
「魔法のノートは、一度発動したらもう二度と使えないものなの?」
すん、と鼻をすすって、由愛ちゃんは首を小さく横に振った。
61: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:54:03.29 ID:oMgPCNNI0
その時、ノートがにわかに光りはじめた。
「あ……っ!」
62: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:54:36.00 ID:oMgPCNNI0
ノートが翻り、「何か」が飛び出た。
それは、本来陸(ここ)にいる筈のないモノ。
63: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:55:17.51 ID:oMgPCNNI0
サメだ!
サメ!?
サメが来た!!
サメに皮を剥がれるぞ!!
64: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:56:33.10 ID:oMgPCNNI0
「………………ところでサメって飛ぶっけ?」
「? 飛ぶでしょ?」
飛ぶか。そっか。
65: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 18:57:08.87 ID:oMgPCNNI0
「とにかく、これで兎は一掃できるってことでいいのかな」
「そう思うわ。流石よね、サメ」
「あとは頃合いを見て、あのサメの方をどう処理するかだが……」
66:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 19:03:07.43 ID:CqIdjzCoO
チェーンソー用意しなきゃ…(シャークネード並感
67:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 19:19:26.96 ID:a4SGEkBg0
奏はサメ映画が大好きだからだね!
68:名無しNIPPER[sage]
2018/02/16(金) 19:59:42.15 ID:TZyJsia5o
B級映画マニアの血が騒ぐ
69: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 20:19:45.37 ID:oMgPCNNI0
―― アイドル女子寮 廊下
モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ
モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ
70: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 20:20:33.26 ID:oMgPCNNI0
「お!? ねえ、あれって……!」
周子ちゃんが、階段を上った踊り場の窓を指差します。
まだうさぎさんに埋もれていないそこに、大きな影が差していました。
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