【咲-saki-】久「いくわよ…咲、憧、穏乃、淡」
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98:名無しNIPPER[saga]
2018/02/21(水) 18:21:44.18 ID:uOioiQnP0

憧「どうしよう、咲…。私、嫌な子だ。部屋に居て麻雀してる時とか、泣いていた時は淡としずの事を深く考えないで済んでた」

憧「でも今、咲のおかげで少し落ち着いて考える余裕が出てきたら……嫌な考えがどんどん浮かんでくるの」

そう言って憧はうるんだ瞳で、すがりつくように、悲痛な声で咲に訴える。


憧「淡なんてしずに嫌われちゃえばいいのにとか、私の方が絶対にしずの事が好きなのにとか…。淡は何にも悪くないのに、大切な仲間なのに……」

憧「それなのに、嫌な考えがどんどん浮かんできて…どうしよ、どうしよう咲…」

憧「わ、私……ひぐっ、ぐすっ…ど、どうしよう…」

憧は大粒の涙を流し、あまりの心の痛みに身体に力を入れることすらできないのか咲に正面から抱き着くようにして身体を預ける。


咲「あ、憧ちゃん…」

一糸まとわぬ姿で二人は抱き合う。


咲(あぁ…どうしよう…)

咲(私…私、最低だ。憧ちゃんの肌を感じて…息遣いを感じて…髪の匂いを感じて……興奮してる)

咲(憧ちゃんのために何かしてあげないといけないのに、憧ちゃんを元気づけてあげないといけないのに…。私、憧ちゃんを慰み者にしようとしている)

咲(もっと、もっと深く繋がりたい…憧ちゃんに私を刻みたい…)


憧「咲…私、どうすればいいの…」

そう言って憧は、少し咲から身体を離してうるんだ瞳で咲を見つめる。


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