【咲-saki-】久「いくわよ…咲、憧、穏乃、淡」
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99:名無しNIPPER[saga]
2018/02/21(水) 18:27:22.32 ID:uOioiQnP0

咲(あぁ、憧ちゃん……)


吸い込まれる。憧の瞳に、肌に、唇に、咲は無意識に吸い寄せられていく。

憧「さ、き……?」

咲「憧ちゃん……」

憧は目を見開いたまま、咲は目を閉じて…そして、ゆっくりと二人の唇が重なる。

温泉の水音も、肌に触れる温泉の暖かみも感じない。感じるのはお互いの肌の感触と息遣い、世界から二人だけが隔絶されたような感覚に陥る。

数秒か、それとも数分か、時間感覚のなくなっていた咲はゆっくりと唇を離す。


咲「……ごめん。私、最低だ」

それだけ独り言のように呟いて、咲は憧を温泉に一人残して逃げるように立ち去る。

温泉に一人残された憧は事態をのみ込めないのか、目を見開いたまま固まっていた。



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