11: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:03:09.85 ID:vkN8lClMo
小日向美穂 オトナキャンペーン3 テディを抱いてオトナな美穂ちゃん!
「美穂ちゃん、どうしたのその荷物?」
「おはよう美由紀ちゃん。ちょっと通販で買ったんだ」
12: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:04:28.33 ID:vkN8lClMo
「またみゆきにも触らせてね!」
「うん、いいよ。じゃあね!」
お仕事に向かう美由紀ちゃんをくまさんと一緒に見送って自分の部屋へ。
13: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:05:12.37 ID:vkN8lClMo
「美穂ちゃーん! 晩ご飯の時間ですよー?」
「起きないとハンバーグ食べちゃうのにゃ!」
「美穂ちゃん、全然出てくる気配ないです」
14: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:05:40.36 ID:vkN8lClMo
「美穂ちゃん! 大丈夫か……にゃ?」
「すぅ、すぅ……」
「くまさんが……2匹?」
15: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:06:28.60 ID:vkN8lClMo
ダブルくまさん体制は心地良すぎる眠りを提供してくれました。それこそ響子ちゃんとみくちゃんが鍵を開けて入ってこなかったら私は翌日までぐっすりと眠っていたかもしれません。
「もう! 心配したんですよ!」
「インフルエンザだったらどうしようって怖かったにゃ!」
16: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:07:13.12 ID:vkN8lClMo
「はあ……」
あれからも色々と脳内会議をしてオトナな行動を取ってみようとしたのですが、根が子供なため中々うまくいかず、むしろ自分のひよっこっぷりを見せ付けられる結果となっていました。
「折角の衣装なのに、このままじゃ似合わないよ」
17: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:07:45.12 ID:vkN8lClMo
あいさんがおごってくれたコーヒー(勿論甘いやつ)を飲みながらこれまでの経緯を話します。背伸びしてオトナになろうとしても苦い結果ばかりだったこと、このままじゃ次のお仕事もうまくいくか不安だということ。あいさんは私の馬鹿げた失敗も笑うことなく真摯な瞳で向き合ってくれました。
「ということで、中々オトナになれないんです」
「なるほどね。背伸びしたくなるお年頃、ってところか。ふふっ、懐かしいな。私にもそんな時期はあったんだ」
18: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:08:40.01 ID:vkN8lClMo
いつかはそれが許されない時が来るだろう。願おうが願わまいが、私たちはオトナになってしまうのだ。
「少し、気が楽になりました」
だから今だけは、背伸びしたコドモのままでも悪くはない。甘くて苦くて目が回りそうな毎日を歩き続けて、オトナになれば良いんだ。
19: ◆XUWJiU1Fxs
2018/02/09(金) 02:10:04.07 ID:vkN8lClMo
以上になります。新しいSSRが可愛くて筆が進みました。HTML処理してまいります。お付き合いくださった方ありがとうございました。
20:名無しNIPPER[sage]
2018/02/09(金) 03:58:44.90 ID:rLR1uvQ9o
乙でした
ダブルくまさん可愛い
この事務所、「大人って何だっけ?」って感じのハタチ過ぎの人間が多いからなあ
21:名無しNIPPER[sage]
2018/02/09(金) 20:52:30.45 ID:iGOQt1Wgo
ユッキ「そうかなー?」
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