271:名無しNIPPER[saga]
2018/08/19(日) 03:17:24.19 ID:3FrzmiYZ0
言葉の通り、奈雨はまっすぐ俺を見据える。
どうやら奈雨は仕方のないことだと割り切ってしまったらしい。
……いや、割り切ったというよりも、我慢しなくなった、素直になった、みたいな。
さっきまで外にいたときのようなテンションだ。
「……わかったよ」
頑張ろう。なくなれ俺の理性。
違う、理性じゃない。好きな子相手に張りがちな見栄のようなもの。
慣れないことでもしてみるべきだ、とは思う。
でも、不用意に慣れないことをすると当然失敗はつきもの。
攻撃してたと思ったら自分がやられてた的な。
普通に恥ずかしいあれそれ。もう過ぎたことは諦めよう。
「で、起きてて何をするの。このまま話してる?」
軽めの提案。
「キスしたい」
重めの提案!
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