184:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:31:01.67 ID:CaJ2VfCb0
「ふふっ、そうね。……そういえば、身体の方はもう大丈夫なの?」
「はい! おかげさまでもうピンピンしてますよ!」
ご心配おかけしました、と零華がやや申し訳なさそうに頭を下げる。
そこで話は一旦終わったようだったが、零華の何について話をしていたのだろうか。
「みーくんも、うちの娘がお世話になりました」
と、そんなことを考える余裕もなく視線がこちらに向く。
「いろいろ迷惑かけなかった?」
「えっと、はい」
「佑希ちゃんとも?」
「それは、まあ……」
あることにはあったけれど、結局のところ雨降って地固まったというか。
佑希が歩み寄ろうとする態度を示した。当の奈雨は、それをあまり受け取りたくはなさそうだったけれど。
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