124:名無しNIPPER[saga]
2018/04/29(日) 00:40:43.54 ID:MVi1fTqy0
【四つ目】
「プレゼント」
と、目の前に差し出されたものを受け取ってから、声の方向に目を向ける。
「私にですか?」
「そう。白石くんがそういう話をしたって言ってたから私も好きなものをアピールしなきゃなって」
「あ、えっと……そうなんですね。でももらっちゃっていいんですか?」
「ぜひにぜひに。同じものもうひとつ持ってるし、まずあんまり本は読まないからずっと鞄に入れたままにしてたの」
裏返してみて、と言われ手をひねってみると、
日付とともに出かけていた答えがそこにあった。
「これは幸せのお裾分け」
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