北条加蓮「運命的、あるいは作為的」
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6: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 01:45:28.14 ID:1k4n5Mtx0



テレビはアタシにとって、空白を塗り潰す数少ない手段だった。

そして、この病室備え付けの小さなテレビだけが、アタシが外の世界を垣間見ることのできる窓でもあった。

テレビを通して見る世界はどれも煌びやかで、アタシのいる世界とは別物に思う。

音楽番組なんかで歌って踊るアイドルでさえもフィクションのように感じられ、その非現実感が好きだった。



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