北条加蓮「運命的、あるいは作為的」
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4: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/02/08(木) 01:44:30.92 ID:1k4n5Mtx0



カーテンの外からの「加蓮ちゃん」という声で、アタシは見ていたテレビを消す。

ベッドの横に置かれているデジタル時計をちらりと見やると検診の時間であることに気が付いた。

「はぁい」と返事をして、カーテンを開ける。

そうして看護婦と担当の医師にいつもどおりの検診を受けたが、結果はいつもどおりではないようだった。

「先生、これ」

看護婦が言う。

それを制止するかのように担当の医師は返事をして、努めて冷静を装って「ちょっと待っててね」とアタシを病室へ戻した。

遂にか、と思った。



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