10:名無しNIPPER[saga]
2018/02/01(木) 21:38:25.48 ID:2BFXVgjh0
P「なんだ?」
美優「・・・ほんとの性格がわからいなら今の偽善と言っているものはもう本物だと思いますよ?
美優「・・・それにPさんは言うほど親切じゃないです。」
それは間違いないと思う。よくからかわれたものだ
P「・・・そうか」
美優「きっかけはそうだったかもしれません。でもPさんの場合人に優しくあろうとしただけです」
美優「不器用だけど優しくて、たまに意地悪で、悪ノリしちゃうとどこまででもいっちゃう人です」
P「お前に俺の何がわかるんだよ」
美優「・・・わかりますよ。好きな人ですから・・・先輩。やっぱり私なんかじゃいけませんか?」
P「・・・その気持に答える気はない」
美優「・・・そうですか。泰葉ちゃんですか?あと周子ちゃん」
P「・・・昔とはやっぱ違うな。周子はよくわかったね」
美優「私も年を重ねたんですよ。・・・今、悩んでますよね先輩」
P「・・・まあね」
美優「事情を話してくれませんか?力になれるかもしれません」
P「いや、あのね。大丈夫だから。」
・・・やっぱり昔と同じだ。この人は自分の弱さを本当に見せたがらない。ここは・・・
美優「わかりました。ここは引き下がります」
P「助かるよ。しかしあれだな。家バレが深刻だな、そろそろ本当に引っ越し考えないと・・・」
・・・他の人に聞いてみればいいだけだ。泰葉ちゃんや、周子ちゃんに。
【事務所-泰葉部屋】
美優「・・・なるほど」
泰葉ちゃんはあっさり話してくれた。他のみんなのなんか優しい視線はもう気にしないことにした
こういうのを気にしすぎるのがお前の悪癖だぞ。と昔先輩にも昔言われたし
美優「・・・そんなことになっているなんて」
泰葉「美優さんはどう思いますか?Pさんは昔どんな人だったんですか?」
美優「・・・そうですね。一言で言うと・・・はぐれ物といいますか、団体行動が苦手な方でした」
周子「あー・・・そんな感じするわ。うん」
泰葉「友達はいらっしゃったんですよね。パティシエさんという方がいらっしゃいますし」
周子「アタシが連絡している人もいるね、ジャーナリストやってるって言ってた」
美優「・・・ええ、全部で5人です。私も多少お付き合いがありました」
おそらくそのジャーナリストは彼だろう。彼が一番心を開くのはあの人しかいない。パティシエは・・・あの人かな
泰葉「・・・で、美優さんは協力してくれるんですか?」
美優「・・・いえ。私は自分のやり方で動いてみます」
泰葉「・・・そうですか。他言はしないで頂けると助かります」
この子達の目的はわかった。そして私にできることもわかった。早速行動にうつさなきゃ
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