9:名無しNIPPER[saga]
2018/02/01(木) 21:34:57.89 ID:2BFXVgjh0
【Pの家〜居間】
P「・・・」
美優「・・・お味噌汁美味しいです」
P「そりゃよかった。あの・・・さ。ごめんね。連れ込んじゃって。でももう少し警戒心もったほうがいいよ」
美優「い、いえ。最終手段だったんですよね。・・・ごめんなさい」
意識するとまずい。間違いがおこらなくてよかったと考えよう
P「一応。今日は別れて出勤しよう。めんどくさいことになるから」
美優「は、はい」
P「あの・・・ごめんね告白、気づかなくてさ」
私あの子達の前でそんなことまで言ったのか。・・・本当に辞めたい
美優「!?・・・わ、わたしその」
P「普通にどっか行くのかと思ってた」
美優「・・・あ、ああそうですよね。すいません」
そう。あの頃の私は若かった、今ならわかる。あれなら伝わらないだろう。あれ?むしろこの状況チャンスなのでは・・・
P「・・・なあ美優ちゃん。聞いていいか?」
美優「・・・はい?」
P「なんで俺なんだ?正直お前ならわかってるだろう?俺の性格ってあいつの・・・ジャーナリストの劣化コピーだって」
美優「・・・確かにお二人とも似てらっしゃいますね」
P「底抜けにお人好しでアホみたいに明るくて果てしないバカ」
P「だけどひたむきでみんなから好かれている。毒気なんてあいつの前では意味をなさなかった」
美優「・・・」
P「・・・人に嫌われないようになろうと考えて、あいつを真似しようと思ったただの偽善者だぞ俺は」
美優「・・・じゃあ実際のPさんってどんな方なんです?
P「・・・よくわからない。でもゴミみたいなやつだってのは確かだろうよ」
美優「・・・先輩。私と初めて会った時のこと覚えてますか?」
P「確かなんちゃって不良に絡まれててあいつが突っ込んじゃったんだよな」
美優「はい。その時Pさんも助けてくれました。何やってんだよもう。君はそのバカつれて逃げて。って、逆じゃないかなって思いました」
P「・・・俺がやっとくからって言って逃した記憶はある。でも正直お前のことはどうでもよかった。暴れたかっただけだよ」
美優「・・・嘘も下手なの変わってないです。Pさん。あのですね」
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