7:名無しNIPPER
2018/01/31(水) 23:10:33.51 ID:DWbRssyX0
食べるという行為に薀蓄や作法は必要ないと思う人が多数存在するのは知っている。決まってそいつらは言うのだ。食通を指して、不必要に食事の価値を高めすぎているのだと。
寿司一貫に数千円。肉一切れに数万円。ワイン一本に数十万円。値段と満足度は比例するのか――答えは否である、と。
さもありなん。気持ちはわかる。どこ産の食材を使っているだとか、何十頭からかき集めて僅かという希少部位なのだとか、あるいは食前にはこれを呑んで肉と合わせる酒はこれでだとか――よくもまぁ本当に、例をあげればきりがない。
嚥下しているのが食材なのか、はたまた知識なのか、その境界は曖昧で茫洋としている。なればこそ、私はその曖昧さに身を委ねたいと思う。
話題は回帰する。大事なのは「おいしいかどうか」ではない。「おいしく食べようとする生き様」こそが、私たちに食の満足を与えてくれるのだ。
私はそう信じている。
18Res/11.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20