【モバマス】 塩見周子「なか卯には人生がある」
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44:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/28(日) 04:44:56.82 ID:nBRbhFMNO


周子(プロデューサーさんの手……。酔っているからかほんのりと熱い)


周子「ホテルまで案内するから……。ちょっと遠回りして酔いを醒まそ?」


P「おぅ……」


周子(あたしは意地悪だ。本当だったら彼は早くホテルに着いてベッドに入りたいだろう……。だけどあたしはこうして、少しでも長く彼といようと酔い覚ましを盾に遠回りする)


周子(少しでも長く――なぜ?)


周子「……//」


P「あ……」


周子「……どうしたん?」


P「なんかここ、いつか通ったような……」


周子(気付けば、あたしたちは松原橋にいた。満月と街灯に照らされた橋。美濃屋町や和泉屋町のゆか、川床が視界の端に映る。橋の下、鴨川の細い河川敷では寄り添うカップルや大学生と思われる若い男女が青春を謳歌していた。通年で見られる、いつもの光景である)


P「もしかしたらここ、前に通ったかもなー……」


周子(そう言うプロデューサーさんの視線は、酔っているからかどこかおぼつかない)


周子(……どれくらいの時間が経っただろう。あたしとプロデューサーさんは手を繋いだまま、ずっと鴨川の風景を眺めていた)




P「――お前は、どうなりたい?」






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