【モバマス】 塩見周子「なか卯には人生がある」
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37:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/28(日) 04:22:16.87 ID:nBRbhFMNO


P「なんか、すまないな」


周子「……え?」


P「今日ぐらいゆっくりしたかっただろ。なのに、こうして案内役を任せちまって」


P「どっちみち、お前の実家に行けばお前がいるのにな」


周子「急にどーしたの? いいよ、だって『それじゃあ迎えに行ってあげるよ』って提案したのはあたしじゃん?」


P「まあ、そうだけどな……」


周子「それに、ゆっくりできたから……。許してあげるっ」


P「おう……。すまんな」


周子「いいってことよ。ほら、どこに泊まるの?」


P「――あそこだ」


周子「なんだ、めっちゃ近いやん」


P「そうだな……。あっ……」


周子「どーしたん?」


P「このなか卯……。懐かしいなぁー」


周子「やっぱり、プロデューサーさんが言ってたなか卯ってここだったんだ」


P「ああ。あの時はここで夕飯食ったなぁー……」


周子「旅行なんだから、チェーン店以外にすれば良かったのに」


P「うるせー――ほら、さっさと行くぞ」


周子「別にあたしはホテルに用はないんだけどね」


P「……すみませんでした」


周子「ふふっ」


P(新幹線で数時間かけ、気付けばすっかり暗くなっていた)


P「――じゃあ、チェックインして荷物置いてくるから。すぐに来る」


周子「うん、待ってるよー」


P(そうしてチェックインを済ませ部屋に入り、キャリーケースを置く。一呼吸置き、東京で買ってきた手土産を持って外に出た――)






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