93:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 23:53:45.42 ID:QxgIwWOp0
席を立ち、ライブ会場へと歩き始めました。
一歩進むことに、ピアスが、身体が、重さを増していきます。
私はプロデューサーさんにばれないように、身体を引きずり歩きました。
ライブ会場へと着くと、私の身体は悲鳴をあげていて、
先ほど決めたばかりの神の選択さえも撤回したい気分に駆られていました。
ですが、ここで逃げてしまったら私は神に背いたことになってしまいます。
その後どんなにひどい出来事が私を襲うことでしょう。
かと言って、私がライブに出る、アイドルになる。それは私が想像する中で一番ひどいことのように思えました。
私にはたった三十分後の自分の人生すら想像がつきません。
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