79:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 23:34:54.68 ID:QxgIwWOp0
事務所ではたくさんの人がライブに向けての来る準備をしていました。
アイドルとプロデューサー。
「不安だ」
一人のアイドルが呟けば、
「お前なら大丈夫だ」
プロデューサーが担当アイドルの肩を叩き、
「不安だね、お互い頑張ろうね」
他のアイドルが励ましの言葉を送っていました。
それらはさながら狼であり、ハイエナのようでありました。
彼ら彼女らは仮面を被り、相手のためだ、という言葉を自分のために吐きだしていました。
私はそれらから目を背け、自分の机の中へと隠れました。そして、震える手と心臓で、本をめくり始めました。
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