58:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 22:28:48.32 ID:QxgIwWOp0
プロデューサーさんは私とキノコさんにお揃いの仕事を持ってくるようになりました。
歌番組やグルメレポは私たちにはまだ早いと判断したのか、
ラジオや写真撮影といった比較的優しい仕事がほとんどでした。
撮影現場では、先輩というのもあってか、キノコさんが私のリードをしてくれました。
写真を撮るのもキノコさんが先で、
ラジオでもキノコさんが慣れないながらに会話を回し、私に話を振ってくれました。
私はそれこそキノコにつく胞子のように、キノコさんの動きや会話に合わせるだけでいいのでした。
そうして私は少しずつアイドルの仕事を理解していきました。
(理解したからといって、慣れるということはなく、いつもからくりのようにぎこちない動きを繰り返していましたが)
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