森久保乃々「さよなら、森久保」
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20:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 19:17:28.36 ID:QxgIwWOp0

「そうかぁ。どうしてもだめかぁ」

 叔父はがっくりとため息を吐きました。
 叔父のその姿を見て、私は、何も悪いことをしていない、無理なものを無理と言っただけなのに、
 私が叔父を傷つけたような気持ちになり、申し訳なさでいっぱいになりました。
 
 叔父はここぞのタイミングで、まるで私の申し訳なさを見抜いたかのように、頭を下げました。

「もう一度だけ。もう一度だけ考えてくれないか。このとおり」

 私が困った反応を示しても、叔父は顔を上げてくれませんでした。
 深く下げられた頭は、こうすることがベストな選択だとわかっていて、
 下へと向けられた目は、私の心の弱さを見透かしているようでした。



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