19:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 19:14:29.13 ID:QxgIwWOp0
叔父は私に、自身が雑誌の編集者をやっていること、
今回の撮影で子役を用意していたのだが、その子が風邪で倒れてしまい、私に代役を頼みに来たことを伝えました。
私はすぐさま首を振りました。
「無理です」
私は自分ではそこそこの見栄えだと思っていましたが、他の人が私をどう思っているかは全く見当がつきません。
それに、見栄え以前に、撮影の方が耐えられそうにありませんでした。
叔父は、写真をとるだけだ、乃々ちゃんが演技をしたり、何か準備がいるようなことは一つもないと説得を続けました。
私は首を横に振り続けました。
撮影というものはそれこそまさしく、人に見られる仕事でした。
それにもし、万が一、私の写真がクラスメイトの目に留まったら。考えるだけで私の心に暗雲が立ち込めてきました。
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