森久保乃々「さよなら、森久保」
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21:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 19:18:33.48 ID:QxgIwWOp0

「乃々? おじさんもこんなに頼んでいるんだから協力してあげたら?」

 横で母が言いました。母は優しそうに笑っていました。
 母の笑顔を見た叔父が、計画通りに事が運んでいることを、にやりと笑った気がしました。

 多くの人の目には、私は、嫌よ嫌よも好きのうちに見えているようで、
 私が本当に困っているとは、露ほども思っていないようでした。

 もしくは、彼らは私がどう思っているのかをそもそも考えてすらいなくて、自分の事でいっぱいいっぱいなのかもしれません。



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