2:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 18:26:18.22 ID:QxgIwWOp0
それから月日は流れ、私はとてもいい子へと成長しました。
塾に通い、母が望んだ私立の中学に見事入学を果たしました。
合格が決まった日、母は「おめでとう乃々、あなたは私の自慢の娘よ」と私を抱きしめました。
今になって思うと、母は常に近所の奥さん達の視線を気にしているようでした。
母の目が届かない学校でも、私は母の言いつけを守りました。
髪の乱れやスカートの裾、言葉遣いにも十分気を配り、成績も上位を保ち続けました。
先生もクラスメイトも「森久保さんはとてもいい子だ」と私のことをよく褒めてくれました。母はますます上機嫌になりました。
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