144:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 02:20:17.82 ID:GJMDUn0X0
「ありがとうございます」
私はステージ端へと移動を開始しました。
ステージへと一歩近づくたびに大きくなる声、熱気、強くなる鼓動、重くなるピアス。
私はドレスの胸元をぎゅっと掴んで、
「プロデューサーさん」
「どうした森久保」
「私、緊張しています。相変わらず人の目は怖いです。
ですがそれ以上に、私は歌って踊りたい。
キノコさんに、トレーナーさんに、プロデューサーさんに、感謝の気持ちを伝えたい。
ですから、見ていてください。私がアイドルになる瞬間を。私、頑張ってきます」
「あぁ、行って来い」
166Res/111.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20