140:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 02:14:58.70 ID:GJMDUn0X0
本番開始三十分を切り、いよいよ会場は騒がしくなってきました。
私は薄いメイクを施されながら、
鏡越しに映る裏方の人達の視線、聞こえてくるお客さんの声、それらと戦いました。
深呼吸を繰り返し、目を瞑ったりといろいろ試してみたのですが、次第に無視できなくなっていき、
視線はきつく、声は大きく、鼓動は激しく、身体は重く、ピアスがじんと響きました。
166Res/111.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20