森久保乃々「さよなら、森久保」
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136:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 02:10:10.19 ID:GJMDUn0X0

 外に出るとカラスの代わりにたくさんの蝉が鳴いていて、
 今日が絶好のライブ日和であることを告げていました。

 窓や街路樹から視線を感じましたが、そのたびに私は三人の笑顔を思い浮かべました。

 事務所に着くと、プロデューサーさんが私に、

「おはよう森久保気分はどうだ」

 と尋ねてきて、私は、

「緊張はしていますが、あのときほどではないです」

 と答えました。プロデューサーさんは、

「そうか。それはよかった」とほっとした様子で、「じゃあ、いこうか」と私の手を引きました。



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