森久保乃々「さよなら、森久保」
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122:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 01:55:16.08 ID:GJMDUn0X0

 やっぱり私はアイドルに向いていない。人とうまく関われない。

 そんな私が光を掴もうとしたことは甚だ勘違いも激しく、
 おこがましい行為だったのだと、電話のひとことひとこと、
 私の名前が出ることに怯え、気分がたちまち沈み込んでいくと、通話が終わり、
 プロデューサーさんがこちらへと向かってくる気配がしました。

 早まる鼓動、小さくなる身体。今に私は叱られる。見捨てられる。

「森久保ォ!」

 声がして、私の心は大きく飛び跳ね、私は恐る恐る振り返りました。



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