123:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 01:56:27.80 ID:GJMDUn0X0
「やったぞ! 森久保! セカンドライブの場所と日付が決まったぞ!」
プロデューサーさんは笑っていました。
その笑顔は初めて会った時から変わらない、純粋な笑顔でした。
どうしてこの人は、先ほどまで私のことで謝罪をしていたのに、今、笑っているのでしょう。
どうしてこの人は、私のことなのに、自分自身の事のように、こんなに嬉しそうなのでしょう。
どうしてこの人は、私にそんな笑顔を向けてくれるのでしょう。
不安や混乱、嬉しさのようなものが混ざりあって、その高まった感情は涙となり、
その涙を森久保はぐっとこらえて、私は、
「どうして」
と尋ねました。
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