森久保乃々「さよなら、森久保」
1- 20
102:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 00:08:01.50 ID:GJMDUn0X0

 私はウィンクをどこに飛ばせばいいのでしょう。

 じゃがいも、じゃがいも、ウィンク、ウィンク、と心の中で繰り返し、唱えました。

 ですが、お客さんはじゃがいもには変わりませんでした。

 お客さんは人間でした。

 人間は私のことを見ていました。試していました。笑っていました。

 ピアスの感触がずしりと私の身体に響きました。

『常に人に見られている』

 耳から身体へと、ピアスは徐々に重さを増していき、私の身体は動かなくなりました。
 
 私はピアスに引っ張られるように、地面に倒れていきました。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
166Res/111.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice