100:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 00:05:48.20 ID:GJMDUn0X0
新人アイドルのステージといっても、合同のライブ企画ですので、お客さんの数はなかなかの規模でした。
赤、青、黄色、たくさんの数のサイリウムが私の目の前で揺れています。
そのサイリウムは、誰のために振られているのでしょう。
私のためなのでしょうか。それともファン自身のためなのでしょうか。
曲が鳴り始めました。お願い!シンデレラ。
ほとんどのアイドルが歌っている、事務所の代表曲のようなものでした。
熱気に当てられていたお客さんたちが、一瞬、息を飲み、
その何百という呼吸の音が、私に聞こえてきました。
息が苦しくなりました。大きな歓声が上がりました。身体はなんとか踊りについてきました。
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